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2008年5月

2008年5月14日 (水)

のんびり

   ゆったりのんびりヒマラヤを眺めるツアーご案内

世界の屋根ヒマラヤを、一度自分の目で見たいと思うが、足が弱いからとあきらめていた人や、日本を離れて、ゆったり、のんびりしたい人などが対象です。

ヒマラヤを眺めてビールを飲んで過ごしたり、しんどい時はホテルに残留も結構です。軽く歩きたい人には、数時間歩くコースも選べます。強い人はご遠慮ください。ちょっと割高ですが、一流ホテルに泊まって、ジープに乗って。リッチに、そして、我儘が言えるようなツアーを企画しました。

日時と期間:11月末から12月初旬の8日間(深夜発――早朝帰国のタイ航空利用)

費用:25-26万円

行き先と内容の概略:

1)カトマンズで:世界遺産の寺院見学。カトマンズ日本語学院との交流――2泊

2)ポカラで:ダンプスまで車で登ってヒマラヤを眺める。日本山妙法寺へ――2泊

3)チトワンで:像にのってワイルドサファリ。カヌーにのって川下りなど――2泊

注:はっきりした日程は後日、参加者にお知らせします。

  飛行機代や現地物価の急騰のため、概算しかお示しできません。ご了解ください。

 *申し込み締め切りは8月末とします。押谷(℡・FAX: 0743-76-7593)まで

 たくさんの会員の皆様のご参加をおまちしています。

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2008年5月 8日 (木)

ネパールでの日本文化紹介

私たちはこんなこともしてきました。

日本文化の紹介―書―            井川 幸子(皓蓉)

 日本語学院の先生方を対象にした書の授業は、書の経験者が多いと伺っていましたので、限られた1時間余を有効に使うにはどうしたらよいか、いろいろ迷いました。毛筆で予め書いた漢字10文字の手本を黒板に貼り、その中から好きな一字を選び(手本以外で自分の好きな文字でも可)練習する。最後に色紙に清書して仕上げることにしました。

 書の用具はひと通り日本から持って行きましたが、主に芙蓉さんが揃えておいて下さったものを使いました。授業を始めて、以前に書を1回経験した人が一人で、他は初めてということが分かりました。そこで、用具の簡単な説明から入りました。筆の持ち方や線の引き方など、それぞれが選んだ漢字を、私が実際に書きながら指導しました。その後、各自の左横に置いた手本を参考にしながら半紙に練習をしました。墨液を筆に含ませ線を引きますが、鉛筆やペンのようには意のままに動かないので苦労していました。そこで、私と受講生が一緒に筆を持って書き、筆の扱い方を学んでもらいました。力強い線やのびやかな線、緊張した細い線からたくましい線へ、何枚も何枚も真剣な表情で熱心に練習しました。最後は色紙に清書し、落款(名前)を片仮名で書いて完成です。作品を持ち記念写真を撮りました

 ちょっとした助言で見事な文字に変身したスリジャナさんをはじめ、ほとんど初心者の先生方の上達ぶりに驚き、また嬉しくなりました。

 ネパールの制憲議会選挙が滞在中の10日に実施されたことで、日本文化紹介の書の授業は、朝一番から開始の当初予定が大幅に変更され、最終の授業(午後5時30分~6時30分)となりました。受講生の学院外での出勤時刻、私たちのホテルへ帰る時刻がせまるなどで時間不足でした。もっとゆっくりていねいに書くこと、筆を洗ったり机を元に戻すなど、後片付けが十分に出来ませんでした。山根先生、ドウルバさん、同行の石光さんに、大変お世話になりました。今回はやむを得ない事情がありましたが、書は落ち着いた雰囲気で行いたいものです。帰国後、山根先生からのメールで、「大変喜んでもらえた」ことを知り、お役に立ててよかったと思いました。

 書の用具は一揃いありますので、学院の先生・生徒さんに筆を持つ機会ができればと願っています。最後に、学院の先生方と共に書を学ぶ貴重な体験を与えていただいたことを心より感謝致しています。

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2008年5月 6日 (火)

石光,河野

ネパール ランタン谷紀行

平成20年3月31日~4月15日

3/31 19:30 自宅発

   20:00 JR茨木駅東口

   20:10 空港バス発

   21:35 関空着

   22:00 関空集合

   13:30 離陸

   5:30  タイバンコク着(ローカルタイム)トランジェット

4/1   10:45  離陸

   13:27 ネパールカトマズ空港着学院の方アンナワンが出迎え

   14:50 小型バスで移動バイシャリ着

   18:30 チベット料理(鍋)紅茶がみずくさいビール

4/2   6:00  朝食

   7:00  出発

   9:00   日本語学院小型バスで移動

   9:30   学院発

   11:00 スワヤンブナート(モンキーテンプル)目玉

   12:30 国立博物館ヒンズー教と仏教の美術品前王マヘンドラ・シャハの記念館

   12:45 バイシャリホテル着

   13:00 昼食桃太郎ラーメン

   13:35 バイシャリ着

   14:00 買い物紅茶ルートネパール宝石

   18:20 夕食ネパールツロ(ネパール料理)ビール王宮のそばお酒のお変わり1回のみ

   20:30 バイシャリ着

4/3   5:30  モーニングコール

   6:00  朝食

   7:00  バイシャリ発大型バスに乗る

   8:10  カカニ峠1840m

   9:50  正面衝突事故

   10:10

   11:05 ブレーキ修理異常なし

   11:25 トリスリデイスリバザール

   11:40 昼食ダルバート(ネパールの定食)

   12:15

   14:10 トイレ休憩

   14:30 落石大きな石を動かす

   15:15 やっとバスが通る

   16:25 関所(パーミット)を見せるナショナルヘッ

       ドクォター

   16:40 ドンチェ2040m

      18:00 シャブルベンシ1500mホテルチベット

   19:30 夕食

   21:00 寝る

4/4   5:30  モーニングコール

   6:00  チャ

   6:30  朝食

   7:30  出発

   8:55  休憩川の所

   9:45  ドメニ(DOME)吊橋1672m

   10:30  ランタン谷1800m昼食パイロ(PAIRO

       ランタンコーラ

   11:45

   12:55 バンブー小屋川の中休憩チャ1970m

   13:20

   14:10 ツアーラム川を横切る吊橋

   15:15 レムチェ山の中腹2345m

   15:55 レムチェ(RIMCHE)2450m泊り

      ムーライトゲストハウス

   18:30 夕食

   19:30 寝る

4/5   5:30  モーニングコール

   6:00  チャ

   6:30  朝食

   7:30 

   8:30  ラマホテル2770m

   9:30  リバーサイド2768m石楠花の森

      (ラリーグラス)

      休憩2回

   11:35 ラブリーロッジ3030m昼食チャとアップルパイを食べる

   12:45

   14:20 ホースライディング3200m雨具をつける

   14:35 ホテルチベタン雨宿りチャ

   16:10 バッティ雪に変わるチャ

   17:05 ブッダホテル泊り3500m

4/6   6:30  モーニングコール

   7:00  チャ

   7:30  朝食

   8:30 

   9:30  ニューディ3440m

   10:45 休憩チャ3665m

   12:15 キャンジンゴンパイスノーレンホテル泊

      3840m昼食

   16:10 ゴンパ五体投地お参り

   16:30 バッティでチャ

   17:30 夕食

   19:00 ミーティングポーター3人帰す

4/7   5:00  モーニングコール

   5:30  チャ

   5:45  朝食

   6:30  出発15㎝の積雪あり

   9:30  キャンジン・リ手前のコル

   10:00 キャンジン・リ頂上4550m

     12:10 キャンジンゴンパイスノーレンホテル到着

      井川さんのガイドで散歩観測所氷河ゴンパにお参り

   16:00 チャ

4/8   5:30  モーニングコール

   6:00  チャ

   6:30  朝食

   7:30  出発

   7:35  キムシュン氷河

   9:40  シンドン村

   10:15 ランタン村が見える所休憩

   10:40 ランタン村トイレチャ3500m

   11:40 昼食ゴンパホテルエバー(ビューポイント)

   14:20 休憩

   15:30 ゴーラタベラ3048m泊り

   16:35 チャ

   18:00 夕食

4/9   5:30  モーニングコール

   6:00  チャ

   6:30  朝食

   7:20  出発

   8:50  チュナム2800m石楠花全員集合

   9:15  グンナチョク2770m

   11:35 レイムチェ2500mムーンライトホテル

      昼食登りの時泊まる

   13:00 トイレ休憩

   14:45 バンブー小屋泊り1960m足を洗いタオル2枚洗う

   18:00 夕食

   19:30 寝る

4/10  6:00  モーニングコール

   6:30  チャ

   7:00  ラジオ体操を外人(女3人)とする

   7:50  出発

   9:05  パイロ ランドスライドでチャ

   11:50 川原シャブルベンシを見ながら休憩

   12:55 シャブルベンシラスク泊りホテルチッベト

      ポーター2人帰すサーダ、シェルパ、キッチンボーイとさよならパーティをするチップを渡すアンブレラツリーのお話花の形がとさかに似ている。木の下できつねがにわとりが落ちて来るのを待っていたがきつねは死んでしまった。

4/11  5:00  モーニングコール

   5:30  チャ

   6:00  朝食

   6:40  大型バスに乗る

   7:00  いろは坂白いランが岩に群生

   7:25  ドンチェが見える

   7:50  ドンチェ

   8:00  パーミットを見せるナショナルパークヘッドクォタートイレ休憩

   11:30 トリスリのドンガ昼食ダルバード(ネパールの定食)

   13:25 ガルチ

   14:30 オーバヒート水を探して入れる

   15:25 ハイアットホテル着

   18:15 ボウダナート、レストラン桜で夕食すき焼き定食学院ヌルバ、モティ、アンナワン、ラクパ、マルちゃん、シェルパ2人ボウダとはブッダのことチベット仏教世界最大級のストゥパー

   21:30 ハイアットホテル着

4/12  5:45  遊覧飛行する人ロビー集合

   6:00  モーニングコール

   7:30  朝食フライト曇天の為中止

   10:00 ロビー集合

   10:30 小型バスに乗る選挙後の渋滞がひどいパシュパテナート(ヒンズー教の聖地、勝利の行進)ガート(火葬場)

   11:30 バクタプール古い都

   12:00 ニャタポラ、ダッタトラヤ寺院昼食レストランダッタトラヤでミネラルウォターを買う

   13:45 出発

   14:05 バネパ、チベットと交易のある町通過

   14:15 ヒマラヤンホテル泊り

   15:00 出発

   15:30 パクディ寺院(マンデール)女神、ガルーダ

          氷雨雹直径2cm虹が出る、セスナライン(高速道路ではあるが片側2車線人牛歩いてる)

   16:40 ヒマラヤンホテル着

   19:00 ホテルで夕食ビール

   20:00 夕食終わり

   21:00 就寝

4/13 6:00  モーニングコール

   7:00  ホテルで朝食

   7:30  散歩

   8:40  ヌルバさんご夫婦迎えで山本さん河野さん出発

   9:10  7人小型バスで出発

   9:30 パナウティ

   10:25 出発

   11:30 タメル着

   12:15 ふる里(日本料理)豚となすの辛味いためビール

   13:30 出発

   14:10 ルートネパールで買い物

   14:20 日本語学院おはぎ巻きすし書道

   19:30 ハイアットホテル着

   20:00 ミーティング、ルームナンバー367玉井さんに集合夕食巻きすしビール

4/14  5:45  遊覧飛行

   6:00  モーニングコール

   7:30  朝食

   10:00 ロビー集合

   10:20 小型バスで出発スリジャナさんが付き添い

   11:15 空港使用料1人1695R支払う

   12:10 ゲート前

   14:00 離陸

   16:25 バンコク(タイ)

   22:40 バンコク発

4/15  5:45  関空着

   7:45  空港発

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有元原稿

有元です
 
 感想を送ります。

 有元眞理子
   玉井さんがランタンにシャクナゲを見に行くという。
   ランタンとシャクナゲには以前から興味があった。
   ヒルもまだ出ない頃だし。行ってみようかな?
   父も一緒に。
   しかし日程が、、、、。新年度の初日だって???
   まあ、いいか。
   十数年振りのネパールだ。
   空港がきれいになって、町も道路が舗装され、道を歩く牛が見当たらない。
   もちろん、牛のうんちがないので、きれいだ。
   トレッキングはシャクナゲはちょっと早かったのかな?
   でも、充分楽しめた。
   キャンジンリから見たランタンリルンの迫力!!
   圧倒されつつも登りたくなる。
   ショックだったのは、キッチンポーターの男の子達が、アラブへ仕事をしに行くと言う話だ。  
   英語はおろか、ネパール語の読み書きも充分ではない彼らが、アラブでちゃんと満足できる
   仕事につくことが出来るのだろうか?
   カトマンズの日本語学校では、熱心に日本語を学ぶ学生たちと交流を楽しんだ。

   お腹を壊して、好物の巻き寿司も、おはぎも、食べられなかったのが残念だった。

   ネパールにとって歴史的な選挙をちらっと見たことも印象に残った。

 有元重夫
   今回のトレッキングは各自が役割りを引き受け
   意気込みを持っていたので、最終までトラブル
   もなく、楽しいトレッキングになりました。
   私は4月1日の出発日に空港で会ったのが、2
   回目でしたが、何回も同一行動で山へ行った
   グループのように、親しみを感じて非常に楽しいト    
   レッキングが出来ました。
   日本語学院の生徒の皆さんは、働きながら時間
   を都合して勉強されているとのことでしたが、各
   人真面目に勉強され素直で好感を持ちました。
   トレッキングを応援してもらった、シェルパ、ポー
   ター、キッチンの人達も明るく親しみを感じました。
   今回の計画は石楠花の鑑賞と日本語学院との
   交流が目的でしたが、両方とも最高の結果であ
   ったと感じました。日本語学院の先生に市内観  
  光のガイド等をして戴いてネパールの国の歴史を
  見直すことが出来ました。私は年齢的に最後にな
  りますが、皆様方の手助けにより楽しいトレッ   
  キング交流会が出来ましたことを、感謝しておりま
  す。有難うございました。

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2008年5月 5日 (月)

住まい観

わたしの住まい観      

ふり返ってみると、随分と住む場所をと変えてきたものです。九州・関東・関西の各地で数え切れないほど転居を繰り返してきたので、大阪府営住宅に入居したときには小躍りして喜んだものでした。

ある事情で府営住宅から大阪府住宅供給公社の賃貸住宅を「終の棲家」と定め最後の転居をしたつもりでしたが、団地建替えが実施されるにおよんで、また転居することになってしまいました。

千里ニュータウンに住み始めてからさまざまな住民運動・市民運動に時間を割いているうちに私の44年という歳月はあっという間にすぎてしまったという感慨をもっています。

千里ニュータウンは日本で最初の大規模ニュータウンで、計画的につくられたまち。40数年を経た今では、潤いのある緑豊かな環境をもつ住宅都市に成熟してまいりました。 

東京に単身赴任していた7年間、電車で千里ニュータウンに入ると途端に視野が開けて樹木と草の香りがするのが楽しみだったものです。

わたしが望む住まいは、大都市に近い場所にあり、商店も近くにあり、樹木のある小高い丘の上にあって、海または湖を眼下に眺めることのできる中層の集合住宅で3DK位の広さでいいのです。

まず、住まいの広さですが日常生活、起居するのにこと足りればいいのです。研究や調査は、学校や図書館や現地などでおこない、調査資料を住まいのなかに囲い込む必要はないと思っています。大都市で生活するのに戸建て住むのは少し贅沢ですし、大邸宅をもつなどというのは論外です。ベルギー、オランダでは人口密度は高くても広い住居に住んでいますが、私は広い住居を望んではいません。

つぎに、海または湖を臨む中層の集合住宅ですが、戸建住宅にくらべて中層の集合住宅に住んでいるとコミュニティが拡がる利点があります。共同共用の部分があって、制約されることもあるが、自治会・福祉・人権の活動ができる利点の方が多いのです。なによりも生活の匂いが身近に感じ取れるのが好きです。少年時代の住居は海に囲まれたところにあったために起こる郷愁でしょうか、心をなごましてくれる海や湖の見えるところがいいのです。

次に、通勤が比較的便利であること、住む環境はひろびろとしていて緑の樹木が豊かに茂っているところを望みます。千里ニュータウンなどは私の住まい観から言えば、最適な条件を備えているということができます。

しかし、近年日本の政府は、住宅が世帯数を上回っているからもう公共住宅を維持する必要はないとして旧公団・公社住宅の削減をはじめました。私の住まいの周辺では、公社住宅を全部解体し更地にしたものを民間に売却する動きがすでに始まりまっています。私が最適な条件としてきた千里ニュータウンが、やがて巨大マンション街に変貌するおそれを孕んでいます。

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ランタントレッキングを終わって

ランタン谷のトレッキングを終えて

玉井進吾郎

 4月1日から14日までネパールのランタン谷のトレッキングに9名が行って来ました。このトレッキングの目的は①ランタン谷で美しいラリグラス(石楠花)を鑑賞すること、②カトマンズ日本語学院との交流でした。どちらも所定の目的は達成できたと思っています。

始めにトレッキングですが、4月3日の朝、サーダーのアンナワンをはじめとするスタッフ12名と一緒にカトマンズをバスで出発しました。ラリグラスは開花が例年より少し遅れているようでしたが、ラマホテルからゴラタベラ付近では見事に咲いた大きい花を堪能することが出来ました。6日は吹雪の中を歩き、目的地キャンジンゴンパ(約3800m)に到着出来ました。翌7日は元気な3名が4500mのキャンジン・リまで登り、他は周辺の散策とヒマラヤの展望を楽しみました。ランタンヒマールの最高峰ランタンリルンの白い峰が真っ青な天空を突き破らんばかりに聳え立っていました。10日にネパールの国会議員選挙があった関係で予定より1日遅れて11日にカトマンズに帰りました。トレッキングは初参加の方も含めて皆元気でしたが、リーダーの玉井だけが後半の3日間体調不良に陥りました。メンバーの皆さんには大変ご迷惑をお掛けしましたが、SLの石垣さんに采配していただきパーティーの行動には支障はありませんでした。

次に日本語学院との交流です。4月2日の朝早く学院を訪問し、お土産の「湯飲み茶碗、箸と色紙」を贈り、バザー用品もお渡ししました。授業の参観もさせていただきました。そしてトレッキングから帰ってからの13日が交流の大イベントとなりました。しかし、春休みと選挙で学院の授業は休みになっていましたから多くの生徒は田舎に帰っていました。何人参加してくれるのか心配でしたが、20数名の生徒が集まってくれました。河野さんと山本さんの指導で「ボタ餅」を作り「巻き寿司」の試食会を行ないました。その後、先生方は井川さんの書道教室で筆を振るい、生徒たちは石垣さんのハーモニカ演奏を聴いて、一緒に「四季」を歌いました。なお、予定していた学院の先生方との交流を兼ねた夕食会だけは時間の関係で出来ませんでした。

410日はネパールの王政を廃止する憲法を制定するという国会議員の投票日でした。シャブルベンシーでの投票所風景、カトマンズでは当選者の派手なパレードなど、今の日本ではお目にかかれない、まさに歴史的な日に直面できました。選挙の結果は帰国後、マオイストが第1党になり、王政廃止は確実とされるもののまだまだ政情は不穏な動きが避けられないとの報道を耳にしました。トレッキングに参加されたみなさん、ハードスケジュールのなか、本当にお疲れ様でした。「トレッキングはもう結構!」との声もありましたが、暫く大人しくしているとトレッキングやネパールを再訪したいという気持ちが心の底からボチボチ湧いてくることと思います。そうすればまた、みんなと行きましょう。新しい仲間を誘い合って!

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2008年5月 3日 (土)

いよいよ終わりに

4/11 5:30ティー。6:00朝食。6:40出発。玉井さんは昨夜は最悪だったとゲッソリしている。今日が歩かなくていい日で良かった。ポーター達は元気良く荷物をバスに積み込んでいる。出発してつづら折を登る。しばらくしてバスを止めてランの群生の写真を撮る。8:00国立公園出口でトイレ休憩。11:15トリスルで昼食。玉井の下痢はなんとか収まっているようだ。ただ、暑いので脱水にならないか心配だが、水を飲む気にもならないようだ。来る時はカカニの丘を通って来たが、選挙がらみで暴動があったとかで、途中からポカラへ続く道路経由でカトマンズへ入る。道路は舗装されて快適なので早く着いた様に思うが距離は長いそうだ。15:20超高級ホテルハイアットに到着。ヌルブ校長先生が手続き等して下さる。何が楽しみと言ってお風呂だ。夕食は歩いて行ける日本料理店の桜だ。それまでにみんなスッキリ。桜はパゴダの前にある。アンナワンとコックのマルちゃん、シェルパ3人が来た。マルちゃんは招待されているのに、気を使って自分はあまり食べない。21:00まで食事をして21:20にはホテルに着いた。

4/12 井川夫妻、石垣さん、山本さん、河野さんの5名は5:45集合でマウンテンフライトへ。残り4名は7:30から朝食。さすがに食事は満足できる。玉井も回復して少し食べている。朝早くから結構混んでいる。選挙がらみで国連関係の職員がたくさん宿泊しているそうだ。食事の途中で5名が早々に戻ってきた。お天気が悪いので延期してきたそうだ。次回はあさって。今日はドウリケルに行く。途中で旧王宮のバクタプールに寄る。10:20出発。バクタプールの中の塔にあるレストランで昼食を取る。チャーハンか焼きそばだ。なかなか美味しい。紅茶はマサラティーだ。14:20ドウリケルのホテルに到着。15:00ドウリケルの街の観光に出る。途中で雨に降られ、お寺で雨宿りする。雨はに変わった。がころころ転がるのも面白い。いづれ止む雨と分かっているから余裕だ。やがて雨も止み街の観光に戻る。街を一周して16:50ホテルに戻る。しばらくすると又々大荒れの天気になる。ホテルに戻っていて良かった。夕食は19:00からバイキングだ。お腹を減らして食堂へ行くが、全く準備が出来ていない。しかも大勢の外国人がいて、お料理が回ってくるのか心配になる。選挙の関係でどこでも人で不足なんだ。やっとお料理が運ばれた。外国人が先ず行列を作った。心配無用でお腹いっぱいの食事が出来た。なぜか“坂の上の雲”の話題で盛り上がった。明日は山が見られるかなあ。お天気が良ければ5:30起床だ。

4/13 ドアをたたく音で目が覚める。玉井さんが山がきれいだと起こして呉れた。雲ひとつない。目の前にヒマラヤ山脈のシルエットが浮かび上がっている。間もなく日の出だ。カメラを構える。左端からランタンリルン、ドルジュラクバ、写真を撮り終えるとベッドに寝転がって刻々変化する山を眺める。なーるほど。わざわざやってきた理由がわかった。7:00朝食。「新年おめでとうございます」とモティーさん。そう、今日はネパールのお正月。民族によっていくつもお正月があるそうだが、今日はネパール中がお正月だそうだ。穏やかないいお正月の朝だ。河野さん、山本さんは学校との交流行事の一つ、お料理教室の準備のために9:00に出発。お疲れ様です。他は9:30に出発し、パナウティーの町の観光に寄る。中州にあるネパール最古のお寺を訪ねる。中学校もある。老人の集会所というのもあちこちにある。街がきれいなのはお正月だからだろうか?11:30カトマンズに戻りお土産を買う。12:30アンナワンの招待でふる里で日本料理をご馳走になる。マルちゃん、プルバちゃんも一緒だ。有元、井川おとうさんは何故かお腹の調子が悪く自重する。玉井さんは元気になった。14:15タクシーでルートネパール経由で学校へ向う。交流の準備万端なのに、肝心の先生が来ない。ネパールタイムだ。有元、井川おとうさんは、ソファで横になる。やがて生徒達がやってきて試食会が始る。巻き寿司とおはぎだ。120個のおはぎと巻き寿司の具を炊いた河野さん、山本さん、本当にお疲れ様でした。ネパールの医療のために永住していると言う山根さんも参加されている。その後時間がないので、石垣さんのハーモニカ演奏と井川お母さんの書道を同時並行で行う。19:00頃に終了。先生たちとの食事をと思っていたけど、時間が遅いのと、結構お腹がいっぱいなのと、明日マウンテンフライトで早起きなのとで、今回は見送る事に。この頃から有元の体調は最悪に。残ったおはぎやお寿司をホテルに持ち帰って、さよならパーティーをすることになる。冷たいビールを買って帰ろうとするが、停電のため、冷えていない。仕方ないのでホテルでルームサービスをとることにする。父は22時頃ご機嫌で戻ってきた。

4/14 マウンテンフライトは今日は良かった。7:30朝食。9:30アンナワンと丸チャンが見送りにやってきた。10:00空港に向って出発。空港のチェックインではスリジャナさんにお世話になった。2週間のネパールも終わってしまえば短いものだ。

   ヒマラヤは見えたのか?ビデオが楽しみだ。バンコクで約4時間待ちの後に関空に向けて出発。

4/15 ほぼ予定通り無事関空着。日本はすこし肌寒く感じる朝だ。反省会を約束して解散。

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最後

4/8 昨夜1:00頃、石垣さんが水を分けてとドアをたたく。顔が浮腫んでいるので薬を飲んだ。おしっこがたくさん出ると思うので、水を飲まなくてはということだ。アンナワンも起きてきてお湯を冷やす。たくさんの水を持って石垣さんは部屋に戻った。

   6:00ティー。6:30朝食。7:30出発。今日も快晴。山の景色を眺めながらゆっくりゆっくり歩く。出発して間もなく、キムシュン氷河の撮影ポイント。しばらくするとリルン氷河の撮影ポイント。父のビデオと山本さんの一眼レフカメラを持ったアンナワンも忙しい。でも今日は時間は充分だ。ランタン手前にネパールで一番長いマニ石がある。10:40ランタン着。ティータイム。チェコから来たトレッカー、オーストラリアからのトレッカー達も休憩している。アンナワンは学院に日程変更の電話をしたようだがつながらなかったとか。11:10発。11:40、来る時にお茶休憩したバッティーで昼食だ。ここの女主人は美人で子供も可愛い。玉井さんがチョコを上げるし、井川さんは写真を撮って、送ると言って住所を聞いている。が、誰かに預けたほうが確実なようだ。急な下りが終わるとシャクナゲが出てくるが、雪が降ったのでもう色が変わってしまっている。随分下ってきたが、この辺りからはランタンリルンの南氷河が見えて、ゴーラタベラではランタンの頂上付近が見える。ゴーラタベラのホテルはほぼ満員で、朝早くシェルパが走って予約をくれていたので良かった。ヨーロッパや中国のトレッカーが泊まっていた。ここは標高3000m。みんな元気になった。

  夕食に中華丼や焼きナス、ポテトモモが出た。日本人に合う味付けで美味しい。

4/9 6:00ティー。6:30朝食。7:30出発。今日も快晴。山は白く霞んで写真はイマイチ。しばらく歩くと山とシャクナゲが素晴らしい。行きのビューポイントは帰りもビューポイントだ。雪が降らなかったようだ。シャクナゲの花を求めてあちこち歩き回る。

   行きにビデオを撮った場所で再度撮影を行う。2つ目のビューポイントでは対岸に白いお猿を発見。お猿ではなくラングーという動物だそうだ。尻尾がすごく長い。みんながカメラを構えていると向こうもこちらを見ている。段々と数も増えてきて木の高いところに集まり出した。こんなにたくさんいたのかと思うほどだ。赤ちゃんも発見。しばらく楽しんだ。いや、こちらも楽しまれていたのかも。ラリーグラスに似た花でチトルという花があることが分かった。これは木が大きくなくて花は赤しかない。葉っぱが少ない。11:30リムチェのムーライトロッジに到着。12:40まで昼食。黒い犬がテーブルの下に寝そべっている。玉井さんは下痢で食欲がない。14:40バンブロッジに着く。玉井さんは直ぐに薬を飲んで寝る。食欲は全くなし。他のメンバーはますます元気で、洗濯をしたり脚を洗ったり、散歩をしたり。ここバンブーロッジは谷間だが、広々として気持ちがいいところだ。16:30ティータイム。18:00夕食。玉井は18:30頃顔を出す。薬が効いてきたようだと言うが食事はパス。20:00頃まで様子をみるが大丈夫そうなので、部屋に戻る。明日は8:00発とする。

4/10 6:30ティー。7:00朝食。8:00出発。お天気は良く風もさわやか。玉井以外はみんな元気。ラジオ体操をしていると外国の女性3人が教えて欲しいと言ってきた。この3人は昨日ヨガをやっていた3人だ。残念ながら朝食の時間になったので途中で終わってしまったが、出発時には有難うとお礼を言いながら登って行った。玉井はおかゆを食べてみる。今日も上り下りがある。こんな道あったかなあ、と思うほどだ。8:55バッティでティータイム。ここにも美人の娘さんがいる。お天気はいいし高度が下がるので暑い。10:30森の中で休憩だ。冷たいマンゴシュースが美味しい。途中で木の橋を渡り右岸を歩く。ポーター達が行きに歩いていた道だ。こちらの方が楽なのかもしれないが道は狭い。植生が違うのが面白い。こちらには大きなサボテンがある。ランのつぼみも発見。カサノ花というオレンジの花をつけた木もある。11:30シャブルベンシーの村が見えたが河原で休憩だ。風がさわやかで気持ちがいいが日差しは強い。

   川を渡る大きな橋の手前で撮影タイム。今日は投票日、着飾って投票へ行くのだろうか?みんなきれいな服を着て連れ立って歩いている。投票場にはたくさんの人が並んでいる。あまり近寄らないほうがいいみたいなので、足早に通り過ぎる。12:50シャブルベンシーのホテル着。シェルパ達は休む間もなく、昼食の準備にかかる。スパゲッティーだ。ソースも良く出来ている。チェックインは14:20。アンナワンたちは政党の投票はどこでも出来るということで投票へ出かけた。居残ったシェルパがいたので聞いてみるとIDカードを忘れたと言う。16:20のティータイムまで散歩に出かけたり、昼寝をしたり。結局アンナワンたちは投票は出来なかった。事前の登録が要るそうだ。

   夕食は巻き寿司、豆の卵とじ、天ぷら、そしてケーキ。ビールをアンナワンがご馳走してくれた。今回のトレッキングはここまでノンアルコール。アルコールは胃腸に悪いと言うことで節制したのに玉井さんは下痢になってしまった。キッチンに仕事が片付いた頃、玉井リーダーが一人一人にお礼を言ってチップを渡した。キッチンポーターの若い子達はネパールでは仕事がないのでアラブで行くことを希望しているそうだ。ネパール語の読み書きも充分出来ない子達が、ましてや英語のエの字も知らないでどうやってアラブで生きていくのだろう。彼らがその気なら英語の学習の援助でもしたいと思ったがその気はないとアンナワンは言う。一刻も早く出国したいそうだ。

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4/8,9,10

4/8 昨夜1:00頃、石垣さんが水を分けてとドアをたたく。顔が浮腫んでいるので薬を飲んだ。おしっこがたくさん出ると思うので、水を飲まなくてはということだ。アンナワンも起きてきてお湯を冷やす。たくさんの水を持って石垣さんは部屋に戻った。

   6:00ティー。6:30朝食。7:30出発。今日も快晴。山の景色を眺めながらゆっくりゆっくり歩く。出発して間もなく、キムシュン氷河の撮影ポイント。しばらくするとリルン氷河の撮影ポイント。父のビデオと山本さんの一眼レフカメラを持ったアンナワンも忙しい。でも今日は時間は充分だ。ランタン手前にネパールで一番長いマニ石がある。10:40ランタン着。ティータイム。チェコから来たトレッカー、オーストラリアからのトレッカー達も休憩している。アンナワンは学院に日程変更の電話をしたようだがつながらなかったとか。11:10発。11:40、来る時にお茶休憩したバッティーで昼食だ。ここの女主人は美人で子供も可愛い。玉井さんがチョコを上げるし、井川さんは写真を撮って、送ると言って住所を聞いている。が、誰かに預けたほうが確実なようだ。急な下りが終わるとシャクナゲが出てくるが、雪が降ったのでもう色が変わってしまっている。随分下ってきたが、この辺りからはランタンリルンの南氷河が見えて、ゴーラタベラではランタンの頂上付近が見える。ゴーラタベラのホテルはほぼ満員で、朝早くシェルパが走って予約をくれていたので良かった。ヨーロッパや中国のトレッカーが泊まっていた。ここは標高3000m。みんな元気になった。

  夕食に中華丼や焼きナス、ポテトモモが出た。日本人に合う味付けで美味しい。

4/9 6:00ティー。6:30朝食。7:30出発。今日も快晴。山は白く霞んで写真はイマイチ。しばらく歩くと山とシャクナゲが素晴らしい。行きのビューポイントは帰りもビューポイントだ。雪が降らなかったようだ。シャクナゲの花を求めてあちこち歩き回る。

   行きにビデオを撮った場所で再度撮影を行う。2つ目のビューポイントでは対岸に白いお猿を発見。お猿ではなくラングーという動物だそうだ。尻尾がすごく長い。みんながカメラを構えていると向こうもこちらを見ている。段々と数も増えてきて木の高いところに集まり出した。こんなにたくさんいたのかと思うほどだ。赤ちゃんも発見。しばらく楽しんだ。いや、こちらも楽しまれていたのかも。ラリーグラスに似た花でチトルという花があることが分かった。これは木が大きくなくて花は赤しかない。葉っぱが少ない。11:30リムチェのムーライトロッジに到着。12:40まで昼食。黒い犬がテーブルの下に寝そべっている。玉井さんは下痢で食欲がない。14:40バンブロッジに着く。玉井さんは直ぐに薬を飲んで寝る。食欲は全くなし。他のメンバーはますます元気で、洗濯をしたり脚を洗ったり、散歩をしたり。ここバンブーロッジは谷間だが、広々として気持ちがいいところだ。16:30ティータイム。18:00夕食。玉井は18:30頃顔を出す。薬が効いてきたようだと言うが食事はパス。20:00頃まで様子をみるが大丈夫そうなので、部屋に戻る。明日は8:00発とする。

4/10 6:30ティー。7:00朝食。8:00出発。お天気は良く風もさわやか。玉井以外はみんな元気。ラジオ体操をしていると外国の女性3人が教えて欲しいと言ってきた。この3人は昨日ヨガをやっていた3人だ。残念ながら朝食の時間になったので途中で終わってしまったが、出発時には有難うとお礼を言いながら登って行った。玉井はおかゆを食べてみる。今日も上り下りがある。こんな道あったかなあ、と思うほどだ。8:55バッティでティータイム。ここにも美人の娘さんがいる。お天気はいいし高度が下がるので暑い。10:30森の中で休憩だ。冷たいマンゴシュースが美味しい。途中で木の橋を渡り右岸を歩く。ポーター達が行きに歩いていた道だ。こちらの方が楽なのかもしれないが道は狭い。植生が違うのが面白い。こちらには大きなサボテンがある。ランのつぼみも発見。カサノ花というオレンジの花をつけた木もある。11:30シャブルベンシーの村が見えたが河原で休憩だ。風がさわやかで気持ちがいいが日差しは強い。

   川を渡る大きな橋の手前で撮影タイム。今日は投票日、着飾って投票へ行くのだろうか?みんなきれいな服を着て連れ立って歩いている。投票場にはたくさんの人が並んでいる。あまり近寄らないほうがいいみたいなので、足早に通り過ぎる。12:50シャブルベンシーのホテル着。シェルパ達は休む間もなく、昼食の準備にかかる。スパゲッティーだ。ソースも良く出来ている。チェックインは14:20。アンナワンたちは政党の投票はどこでも出来るということで投票へ出かけた。居残ったシェルパがいたので聞いてみるとIDカードを忘れたと言う。16:20のティータイムまで散歩に出かけたり、昼寝をしたり。結局アンナワンたちは投票は出来なかった。事前の登録が要るそうだ。

   夕食は巻き寿司、豆の卵とじ、天ぷら、そしてケーキ。ビールをアンナワンがご馳走してくれた。今回のトレッキングはここまでノンアルコール。アルコールは胃腸に悪いと言うことで節制したのに玉井さんは下痢になってしまった。キッチンに仕事が片付いた頃、玉井リーダーが一人一人にお礼を言ってチップを渡した。キッチンポーターの若い子達はネパールでは仕事がないのでアラブで行くことを希望しているそうだ。ネパール語の読み書きも充分出来ない子達が、ましてや英語のエの字も知らないでどうやってアラブで生きていくのだろう。彼らがその気なら英語の学習の援助でもしたいと思ったがその気はないとアンナワンは言う。一刻も早く出国したいそうだ。

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4/4,5,6,

4/4 夜中雨が降ったが朝には止んでいた。6:00ティー。6:30朝食。7:30出発。気温は10℃。お天気はすっかりよくなり晴れ。今日はシャクナゲの森を歩く日だ。楽しみにして出発だ。8:25 ピンクのシャクナゲ発見。みんなカメラを構える。アンナワンがもっと先にビューポイントがあると言う。9:30到着。標高は2770m。約30分休憩を兼ねて写真撮影に忙しい。ひとしきり撮影して出発するが、10分後又々ビューポイントに来てしまった。今回の大きな目標の一つがシャクナゲを楽しむことだから、ここでも撮影タイムを取る。つぼみもたくさんある。帰りには咲いているかもと期待するが満開になるまでには2週間ほどかかるそうだ。もう少しでゴーラタベラというところで、一息入れる。11:30ゴーラタベラで昼食。ここも広々としていいところだ。標高は3030m。13:00まで休む。ここからは登りが続く。標高3200まで登ったところで雨が降り出す。バッティに入り雨具を着ける。14:10から14:45まで休憩だ。激しい雪混じりの風雨だ。少し雨脚が弱くなるのを待つ。16:07やっと休憩。このピッチは長かった。バッティがあるのだが、休憩したバッティは一番高いところだ。みんなどうして休憩しないんだろうと思いつつ登っただろう。ここで紅茶を飲んで約25分休憩する。樹林がなくなり広々とした草原になる。お天気なら景色がいいんだろう。標高3300mランタンを見下ろすバッティだ。長いつり橋を渡り、35分後宿泊するバッティーに到着。17:05だ。ランタンには水力発電があり電気が通じている。カトマンズのように停電はない。ここの息子はカトマンズの中学校に行っていて、今は春休みで実家に戻っているそうだ。大学まで行って将来はこの村に戻って来たいと言っていた。夕食は18:30に始まり19:30に終了。私たちが早く食事を終えないとスタッフ達が夕食を摂れないので、早々に部屋に入る。

4/5 今日の移動距離は短いと言うことでティーは7:00。朝食は7:30。今朝はチべッタンブレッドが出た。菜っ葉の和え物にゆで卵。外は雨から雪になる。8:20完全装備で出発だ。みんな黙々と歩くのみ。10:40 とうとう我慢しきれず、何もない道端で休憩する。水分補給だ。暑くはないが息が荒くなるので喉が渇くのかもしれない。11:10 粗末な小屋だがレストランと書いている。ここで休憩する。さっき私達を追い越した母娘だ。ランタンからお店を開けに来るそうだ。急いで作ったからか、薄めの紅茶だ。生姜を入れてごまかす。石垣さんはここでウールの帽子を購入。

   小屋を出る頃、雪が止み出した。そのうち晴れ間も見えキャンジンゴンパの村の旗が見えた。もう一登りだ。と思っているとキッチンがジュースを持って来てくれた。一休みしてジュースを飲む。ここからホテルまで5分。シェルパ達が洗濯したてのシーツでベッドメーキングしている。間もなく昼食。山本さんが高度障害のようで食欲がない。お湯とリンゴだけを食べて、薬を飲んで部屋で眠る。他は石垣さんのハーモニカの伴奏で歌を歌う。ちゃんと歌詞も準備してきている。カトマンズに戻ってから披露する四季の歌の練習もバッチリだ。14:00頃にゴンパに出かけようと言っていたが雪が降り出したので延期。アンナワンとキッチンのカジちゃんに歌を教えようということになった。他のスタッフはトランプに夢中だ。「夕焼け小焼け」を教えようとしたが難しいので、「春が来た」に変更。そうこうしていると雪も小止みに。16:00ゴンパへ行くことにする。きれいな色彩が残っている。16:30ティータイム。山本さんも眠ったらスッキリしたということで、一緒にお茶を飲む。18:00夕食。話に聞いていた巻き寿司だ。ところが、この時天候が回復し山々が見え出した。みんな食事そっちのけで、外へ飛び出しカメラを構える。ひとしきり撮り終えて食事を始めると、さらに山々がはっきり姿を現して、又々飛び出す。折角のお料理がどこへ入ったのか?アンナワンが明日の夕食は18:30からにしましょうと言う。

   明日は早起きなので19:15には解散。ところが井川さんの部屋の鍵が不明。みんなヘッドランプで探し回っている。予備のキーも試したがダメ。鍵を壊すしかないととか言ってたらトイレに落ちているのを発見。一件落着。

4/6 5:30ティー。5:45朝食。6:15出発。キャンジンリ登山は当然のこと、散策組もいい写真が撮れるということで早起きになった。お天気は晴れ。気分良く出発。登山は石垣、石光、有元の3人にバブシェルパとペンバシェルパの2名が付いてくれる。ザックを持ってくれるというので遠慮なく持ってもらう。ゆっくりゆっくり登り始める。ルートは4000mまでジグザグに登り谷までトラヴァース。谷筋を詰めてコルに登り、ピークへ。雪が出て来ると滑りやすくなる。そこが夏道かどうか?石垣さんは普通のトッキングシューズなので途中で簡易アイゼンをつける。石光さんはしっかりした登山靴なので問題ない。谷筋は太陽が当らないのでいつまでも手足が冷たい。山には日が当っている。早くあそこまで行きたいが、なかなかピッチが上らない。2時間後、やっと日向に出る。そしてコルへの登りになる。9:30コルへ到着。新しい景色が広がる。ランタンリルンの全貌と東氷河が目の前に。キムシュン氷河が目の前に。もちろん昨日見た、ガンチェンポ、ナヤカンガも。ピークまでどれくらい?とシェルパに尋ねると10分という返事。また騙されようかと石光さん。ここからは稜線が狭く雪の付いた斜面のトラヴァースもあり、気が抜けない。25分でやっとピークに。10:00。ほぼ標準タイムだ。聖地として石が積まれ旗で飾られている。10分程景色を楽しみ記念撮影する。ここは素晴らしい展望台だ。今度は下りになるので一層慎重に歩く。シェルパも心得ていてきっちりサポートする。突然ドーンと大きな音がした。雪崩だ!と思って周囲を見るとランタンリルンで雪煙が上って、それがもくもくと大きくなる。すごい雪崩だ。石垣さんはすごいのを見たと興奮気味。この山こちら側から登るという。一体どこがルートなのか想像がつかない。どこもかしこも懸垂氷河がかかっていて今にも落ちそうだ。秋にそれがないとしても壁ばかりで、上部は碧氷が見える。この時期、ナヤカンガも雪が多くて登れなかったと聞いた。やはり春は雪が多くて難しいのかなあ。コルで又一休み。この展望台から去り難い思いだ。でも下山も時間がかかる。2時間が標準タイムだ。2時間もかかる?と石垣さん。下りは有元もアイゼンを付ける。12:10無事下山。散策パーティが握手で迎えて呉れる。15:30のティータイムまでそれぞれが気ままに過ごす。石垣さんは念願の洗髪と髭剃りを。お天気がいいので風邪をひくことはないだろう。昼寝をしたり、散歩をしたり、ただぼーと山を眺めたり。ティータイムに10日の選挙当日はやはりバスが動かないことが分かる。ある程度予想はしていたことなので、日程変更を検討する。どうせ1日伸ばすなら山の中でと言うことになって、2日で下るところを3日で下る日程に変更する。ラマホテル、シャブルベンシーの予定を、ゴーラタベラ、バンブーロッジ、シャブルベンシーとする。今日は夕焼けの撮影のために夕食時間を遅くしたのだが、ガスが出て夕焼けは見られなかった。夕食にはアップルパイが出てみんな感激。井川さんは大好物だが満腹で食べられない。明日のおやつにします、とラップで包んでいる。甘ったるくなくていい味だ。不十分な材料や設備でよくこんなことができるものだと本当にその手間をかけたお料理に感謝。19:30解散。

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4/2,4/3

4/2 けたたましいモーニングコールで目が覚める。5:30だ。6:00から朝食。ホテルのバイキングだ。みんな元気に集まる。おいしいと言いなが食べている。ネパールが初めての河野さん、ブーゲンビリアがきれいだと感激! 7:00に学校へ出発する。おみやげやバザーの品物を持って行く。井川先生は掛け軸をプレゼント。「龍得水」という文字だ。そして授業を見学する。ファーストクラスは3ヶ月目、セカンドクラスは4ヶ月目、初心者クラスはなんと14日目にして漢字を習っている。上級クラスは7ヶ月目で質問も出た。こちらも自己紹介をしたり質問をしたり。井川先生はやはり先生だけあって、分かりやすくゆっくり口の動きが分かるように話していた。

   9:30に学校を出発して、スワエンブナートの観光をする。ここは静かで空気もきれいでホッとする。帰りに国立博物館に立ち寄る。12:45ホテル着。近所の「桃太郎」でラーメンの昼食を摂る。ここのビールは180ルピーだ。そのまま買い物へ出掛ける。先ずはルートネパール。名物の石けんや塩、パシュミナのストールなどがある。

   みんなお土産にする。その後は紅茶さんだ。そして宝石さん。どこも学院の卒業生がやっているお店だ。17:00にホテルに戻り、18:00夕食に出掛ける。今夜は高級ネパール料理。ところがお店に行くまでが大変。近いので歩いていったが、道路を渡るのが一苦労。みんなで渡っても怖い!!何とか無事お店に到着。ここはネパールダンスが見られるというお店だ。お料理はロキシーにダルバート。ビールは300ルピー。高級なお店の証明だ。20:20ホテル着。

4/3 今日も5:30モーニングコールだ。6:00から食事をしていると、もうアンナワンがやってきた。トレッキング中の不要な荷物と貴重品を預ける。7:00過ぎモティーさんに見送られて出発。大きなバスが路地のような道を走る。早朝で人が少ないからいいけど、と言うと、人が多くてもバスは走るそうだ。8:15 カカニ丘で写真休憩。初めて雪山が見えるところだ。左がガネッシュで右がゴサインクンド。子供達が遊んでいて、山本さんがゴデュバのチョコをあげる。9:40頃大ハプニングと言うか、これはやはりアクシデントと言うべきか。なんと私たちのバスが登りのバスと正面衝突した!!カーブを曲がって相手の乗り合いバスが見えた。ブレーキをかけてギリギリで止まるのだろうと思っていたら、ぶつかった。衝撃はなくけが人もなかったが、それから何を話しているのか?たまたまいた警察官達もやってはたが、話し合いが進む様子はない。30分後やっと出発。もうすぐトリスルバザールというところで、ブレーキの点検だ。ブレーキシューを変えるとか言っていたけど、どうも変えなかったようだ。11:39トリスルバザールでダルバートの昼食。12:15には出発。選挙カーに出会う。警察や軍隊もいる。ネパールでは王政廃止か否かの国会議員の選挙が10日に行われる。ネパールらしくないあわただしさ。でもこれも正解。ネパールでは何が起こるか分からない。昼食後で一眠りしている間にトリスル川ははるか眼下に。13:00には標高1000m。13:30には1500mとどんどん高度が上る。段々畑が延々と耕された深い谷を見ながらバスは走る。14:00ランタン国立公園入り口到着。標高は2040m。しばらく走ると正面衝突の時に私達のバスを追い越した韓国パーティーのバスが立ち往生している。みんな降りて見に行く。大きな岩が道路に落ちてきてバスがカーブを曲がりきれない。長いバールで岩を動かそうとしているが、びくともしない。日本人もアレコレ言うが、手出しはしない。これはここでビヴァークか?でも明日になっても通れる保証はない。私たちのシェルパも一生懸命手伝っている。誰が指揮を執ってどういう方針なのか全く不明。それでも1時間後、2トンはあるだろうという岩が少し動いた。その少しでバスはカーブを曲がり切った。良かった。ここから先の道はどこもかしこもリスクの高い道だ。寿命を伸ばしに来たのに、寿命が縮まったと石垣さん。それでも、ちらほらシャクナゲが咲き、ランの群生もあり、少しはホッとする。又々国立公園入り口とかでチェックがある。しばらく走るとそこからはどんどんつづら折で下る下る。18:00シャブルベンシー着。長いバスの旅だった。キッチンは早々にお料理にかかる。その前に必ずお茶とビスケットが出る。肉が苦手で食事の心配をしていた山本さんも大丈夫という野菜中心のお料理が並ぶ。ここは電気が点いて快適だ。寝室に入ってからも階下からは日本の歌声が聞こえていた。

4/3 6:00にモーニングティーだ。その30分後には朝食というので、5:30頃から起き出す気配。今日もみんな元気で食卓に着く。日本米のおかゆが出る。7:30出発。9:00 1回目の休憩。森の中だ。可愛い花が咲いている。2回目の休憩は標高1670mのドーメン。10:30にはもう昼食だと言う。パイロンというところだ。11:40までゆっくり休む。13:00バンブーロッジで20分のティータイム。標高は1970m。ティーは40ルピー。14:08 橋を渡ったところにあるロッジで15分休憩。15:10標高2345mのリムチェで15分休憩。結構急な登りが多い道だ。今回は川沿いの楽な道を来たのだがそれでもこれだ。雨季には峠越えの道になるそうだ。15:50同じリムチェという地名だが、今日はここまで。ムーンライトゲストハウスで宿泊することになった。予定はもう少し上のラマホテルだったが、韓国の24名の大パーティがいるので、部屋がないそうだ。でもこれで良かった。ここからさらに登るとなるとちょっときつい。17:30には夕食が始る。途中で見つけたワラビとゼンマイが出た。石光さんが指導して灰で灰汁抜きをしてアンナワンが調理したそうだ。少し砂糖を加えて炊いていたが美味しかった。あのイラクサのスープというものを味見した。1時間ほど煮てチリを入れている。こちらでは例によって、ご飯にかけて食べる。19:30には寝室に入る。

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2008年5月 2日 (金)

井川さんのランタンダニ

英・仏・独・豪・韓・中国、マレーシア、チェコ、当地ネパールの人とも「ナマステ」と笑顔で行

き交ったヒマラヤ初トレッキング。富士山での高地適応訓練も参加せず、この機会を逸したらもうチャンスはないと、無謀にもベテラントレッカーに加わりました。ラクパ・シェルパと石垣さんには、後期高齢者ペースで歩いてもらい、顔をはらし、あえぎながらも初めて3800mに達することができたことはこの上ない喜びになりました(正勝)。スライドをまじえた事前説明会、周到な準備・現地でのご配慮、玉井リーダーに感謝いたします。その都度、ルピー・ドル・円で支払い、ツアーをスムーズに進めていただいた石光さん、ありがとうございました。

トレッキングは激しい雪の中を歩いたり厳しいものでした。青空にそそり立つランタン・リルン、両手を広げたようなガンチェンポをはじめとする雄大な雪の山々、「世界で最も美しい」ランタン谷、国花・石楠花などを満喫することができました。ゴラパニなら高い所から見下ろす石楠花が山を赤く染めて綺麗だろうと想いを馳せました。ヌルブ校長先生のおかげで2度目に成功したエベレストフライト。これが世界一の山だと、ヌルブさんからお借りしたカメラのシャッターを切りました。有元重夫さんの名解説入りのビデオが楽しみです。

9名のトレッカーにガイド・クック・ポーター16名。我々が食べ終わり出発してから後片付け。30~35kgの荷物を額にかけ、早足で追い越し、到着するころには暖かい日本食を用意している。こんなにしてもらっていいのか。人を雇ったことのない者は逡巡しました。雪のときだけ履いた運動靴を大事そうにしまい、ゴム草履に履き替える登山口採用のポーターは、バッティに泊まらず岩陰で寝る。国政不安の時は収入がなかったと聞き、これでいいのだと、自ら言い聞かせました。

バッティの息子14歳の中学生は首都カトマンドゥからバスと徒歩で二日かけて帰省中。英語が話せました。我々のコーラスに聞き入る18歳のシェルパ。日本語の歌を覚えたいというので石垣さんのハーモニカ伴奏で「春がきた」を練習。「アルファベットで書いてあげたら」と提案しましたが、ガイドのリーダー・アンナワンさんは「ネパール語で書いても無理」と。巻き寿司・天ぷらなど日本食の上手な料理長は日本語も堪能。ガイドのペンバさんも独学で英語を習得。カトマンズ日本語学院の学生さんは出勤前の午前7時からの授業。日本とは比較にならないほどの環境で必死に言語を学ぼうとしている。どんな形にしろ、教育の重要性を改めて感じさせられました。

河野・山本さんの料理教室は、古都見学を切り上げての準備、停電もあって大変だったでしょう。書の道具は、日本からも準備し持って行きましたが、芙蓉さんが揃えてくださったこともあり、5人の先生方に好きな漢字を練習してもらい、色紙に仕上げました。ちょっとした指摘で見事な文字に変身したスリジャナさんをはじめ、ほとんど初心者の先生方の成長ぶりに驚きました。もう少し時間があれば、もっと楽しく喜んで書いてもらうことが出来たでしょう。ネパールの正月で、参加者が5名と少なかったですが、今後も取り組んでもらえれば幸甚です。現地でボランティアを続けておられる山根さんからのメールで、大変喜んでもらえたと帰国後知り、お役に立ててよかったです(幸子)。

2006年に国王が民政復帰に同意。制憲議会選挙が4月10日に行われ、その影響でバスが通行できず、下山を遅らせました。おかげでシャブルベンシーで投票風景も見ることができ、帰路もゆっくりペースで助かりました。2週間かかった開票の結果、毛沢東派が220、ネパール会議が110、ネパール共産党が103議席。新憲法制定後、総選挙が実施されます。1万人以上の犠牲者がでた内乱が収まり、240年存続した王制が廃止され、民主共和国に生まれ変わることは、喜ばしいことです。シェルパ少年とネパールにも近い将来、きっと春が来ることと信じます。

帰国後すぐに2本の石楠花を購入。拙宅の狭い庭に西日を避けるように植えました。白と紫の美しい花が、ネパールの楽しい旅行をいつまでも思い出させてくれています。                    

 井川正勝・幸子

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ランタン谷

山本千津子 ランタントレッキングの感想

 2回目のカトマンズは選挙前だったので、人々が街に溢れ、喧噪はひどかったように思いました。

しかし心配した険悪なムードは全くなくて、お祭り騒ぎのような感じで、のんびりした国民性を改

めて納得した次第です。

 トレッキング1日目、バスでシャブルベンシーに向かいましたが、大変な悪路で、アクシデントに

4回も遭遇しました。車窓からは棚田、段々畑、しゃくなげ、白いランと見えましたが、運を天に任せる気分でした。

 441480mのシャブルベンシーを出発し、6日の昼に3800mのキャンジンゴンパにやっとの思いで到着。吹雪で視界のきかない中を歩き、一面銀世界の村に着きました。疲れと軽い高山病か、頭痛で初めて昼食が取れませんでした。リーダーの指示で頭痛薬を飲んで3時間ほど休んだら、ウソのようにスッキリしました。(早めの対策が大事)

 翌朝は完璧に晴れ渡り、順々に朝日に染まる山々の美しさに見入りました。ランタンリルン(7234m)は、どっしりした大地のような山で、村を見守っている存在の様でした。キャンジンリー(4550m)に登る精鋭組の3人と別れ、私たち6人はランタンコーラの最奥部へと向かいました。放牧されているヤクの親子を写真に収めたり、氷河から流れる沢を渡り、ガンチェンポ(6387m)やランシサリー(6427m)がよく見える所まで行きました。帰る途中でドンと大きな音がして、ランタンリルンに雪煙があがりました。大きな雪崩でした。

 今回の山行の大きな目的であったしゃくなげは、2000m~3000mあたりの至る所で咲いていました。標高の低い所は真っ赤、高くなるとピンクや白、満開からつぼみの状態まで楽しむことが出来ました。写真がきれいに取れなかったことが残念です。

 一番心配した食事もアンナワンのコック長、丸ちゃんの美味しい料理で、下痢もせず過ごせてよかったです。同行の皆様には大変お世話になりました。特にいつもみんなを笑いの渦にまきこんで、勇気づけてくださった有元さん、81歳の高齢にもかかわらず一番元気でした。またヒマラヤの地層や岩石にくわしい

河野さんの話も興味深く、味わいのあるトレッキングでした。             山本 千津子

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